※今回は先日訪れたザルツカンマーグートを覚書ふうにご紹介して行きます。
この旅行のハイライトシャフベルク登山鉄道へはザンクト・ヴォルフガングへは遊覧船で移動。
定番ですが、ザルツブルク日帰り旅行をされる方は、遊覧船とシャフベルク登山鉄道往復のコンビチケットを購入して、ザルツブルクからバスでザンクト・ギルゲン、ザンクト・ヴォルフガングへの移動をお勧めします。
※特にシーズン中、遊覧船、登山鉄道チケット売り場は行列ができ、希望の時間に乗れない可能性もあります。
真っ青な空の下、船上で感じる湖の涼風は大変心地よく最高。暑さのため（日本よりは気温は低く27度ですが）湖でウオータースポーツを楽しむ人達や泳いでいる人が目につきます。海のないオーストリアにとって、ザルツカンマーグートに点在する湖畔の町々は避暑地として地元の方々にも大変人気の場所なのがわかりますね。
湖畔の可愛らしい建物、風景を見ながら40分ほどの船の移動はあっという間に感じます。
ザンクト・ヴォルフガングに到着すると、目の前にシャフブルク登山鉄道の駅があります。2023年登山鉄道運行開始130周年を記念し、2階建の大きな駅舎が建築されました。昔のレトロ感たっぷりのいつも混雑していた旧駅舎が好きだったのですが、待合室やトイレなど広くなり大変便利になりました。
シャフベルク登山鉄道は鉄道ファンだけでなく、映画『サウンドオブミュージック』のピクニックシーンで利用されたSLということもあり、多くの方が訪れますので、シーズン中は大変混み合います。
駅の標高542メートルから終点シャフベルクシュピッツェ（標高1783メートル）までの5,85キロメートル,高度差1190メートルを約40分かけて、ゆっくりとひたすら急勾配でのぼり続ける登山鉄道。景色を窓から眺めていても時の経つのを忘れさせるほど全く飽きることがありません。
曇りや雨だと霧が発生して山頂からの景色を楽しむ事ができませんが、この日は晴天だったため、感動的な絶景❣️サウンドオブミュージックのマリアのように、手を広げながら鉄道から降りて歌いたくなる♪ダッハシュタイン山脈、エメラルドグリーンのモントゼー、アッターゼーの壮大な景観を見ることが出来ました。
お写真を撮りたい方は、是非窓側に座ってくださいね。
頂上に到着した後は、美しい景観の写真をさまざまな角度から撮りました。何度も訪れていますが、このような晴天に恵まれて絶景を堪能出来たのは初めてでした。
その後帰りの鉄道に間に合うように頂上のレストランへ向かいランチタイム。すぐに食べられる簡単な料理（ホイリゲ風のコールド料理、パンとパテ、チーズ、サラミのセット）を注文したのですが、量が凄かった。
結局、全部食べられずに鉄道へ向かったのでした。
ザルツカンマーグート③へ続く
コメント