今年30周年を迎えるフィルムフェスティバル(野外映画祭)が、7月3日よりウィーンの市庁舎広場で開催されました!
こちらはオープニングセレモニーの様子の動画。
(32分よりベートーヴェンの第九交響曲を生演奏をお聴き頂けます)
フィルムフェスティバルは、300平方メートルのスクリーンにコンサート、オペラ、バレエ、ミュージカル、ニューミュージック、ジャズなど、他方面のジャンルの録画がスクリーンに映し出され、予約の必要がなく、2600名の座席が準備された大規模なイベンドです。
14のレストランスタンドもオープン!オーストリア料理だけでなく、ギリシャ、日本の鉄板焼きなど、国際足豊かな食事や飲み物も提供されて、もはやウィーンの夏の風物詩と言っても過言ではありません。
会場ではマスクの着用義務はありませんが、ワクチン証明、回復証明、陰性証明は必要となります。
期間は7月3日より9月4日まで、日没後、雨天以外毎日開催です。
同時に、フェスティバルの会場「市庁舎広場」で、予約なし無料でコロナワクチンが受けられるボックスが設置される事になりました。
初日7月3日は、ワクチン接種希望者が長い行列を作り、最終的に281名が実施されたとのこと。
このキャンペーンは、フィルムフェスティバルを見に来た人、通りかかった人が身分証明とe-カード(持っている場合、日本の健康保険証のようなもの)を提出することで、簡単に受けられるシステムです。
ワクチンの種類は決まっていて、18歳以上は一度の接種のみで免疫が出来るジョンソンエンドジョンソン、18歳以下はファイザー(2回目以降はオーストリアセンターにて接種)です。
当日受けたくない人は、後日オーストリアセンターでの日時予約もこちらで可能とか。この対策は、伝染率の高いデルタ変異株の蔓延を防ぎ、抑え込むためであり、フィルムフェスティバル終了まで毎日17時から、22時まで一日約200名が接種が実施される予定です。
オーストリアセンターでも、月曜日から次の日曜日まで、予約不要一日1500名ワクチンを受けられるキャンペーンを実施します。夏のコロナウィルス蔓延予防対策として、今後も他のイベント会場、プールなどでキャンペーンを拡大していくようです。
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