2019年70回目を迎えるボンボンバル(お菓子屋さんの舞踏会)はお菓子の街ウィーンにふさわしく、お菓子屋組合が主催している気軽に行けるカジュアルな舞踏会です。勿論気軽といっても正式な舞踏会ですから、女性参加者は裾は床まで届くドレスコート、男性はタキシードで参加です。
私もお気に入りでもあるボンボンバルは、ウイーンで初めて行った舞踏会でもあります。お菓子の国へ足を踏み入れたようなその感動は今でも覚えています。特に女性の方が満足できる夢があって、とても楽しい舞踏会です。ちなみにボンボンとはアメの意味です。名前の響きも可愛いですね
それではどんな様子か、ボンボンバルをご案内しましょう。
普段はコンサートホールであるコンツェルトハウスが会場になります。会場に入ると、入り口にはたくさんのお菓子が並んでいて、係りの人が袋を配っていて、その中にプレゼントにもらうたくさんのお菓子を入れます。
お菓子の袋をかかえて、会場に入ると、普段の観客席は取り外され、ダンスホールになっています。会場がキャンディーのような色に変わっていてとてもきれいです。
天井にある沢山の風船の中には、景品やお菓子が入っていて、夜の12時にミスボンボンが選ばれると風船がいっせいに降りてきます。踊っている最中にも降りてきて、その度にダンスホールにいる人達が、我こそはと風船に向かって競うのも楽しいです。
デビュタントの人たちが入ってきました。この舞踏会はカジュアルで可愛らしいこともあって、若い人たちが参加しやすいのも特徴です。知り合いが今日デビューするのか、前では歓声と共に写真を撮りまくっている方がいました。
ダンスフロアーから見るとこんな感じで踊っています。オペラ座のデビュタントの人たちよりも、リラックスして見えてとても楽しそうです。
テーブルにもお菓子が沢山。食べ放題です。
夜の12時になると、舞踏会のメインであるコンテスト「ミス ボンボン」が選ばれます。参加者の皆さんがフロアーに集まって誰が選ばれるか見守っています。
2019年 お菓子屋さん舞踏会「ボンボンバル」のご案内
ボンボンバルは、初めて舞踏会に参加したい方にも、時間が立つのも忘れるほど、楽しい催し物が沢山あり、素敵な思い出になること間違えなしの舞踏会ですのでおススメです。
開催日 2019年3月1日 21時より
会場 コンツェルトハウス
入場料 110ユーロ 学生券 55ユーロ
ロジェ 630-695ユーロ
テーブル席 35-50ユーロ
※チケットはインターネットでも予約できます。
チケットの購入はこちらから
※入場料だけでも中に入って、舞踏会に参加出来ますが、疲れた時に休めますので、テーブル席を予約することもおすすめまします。
ドレスコート
女性 床までつくイブニングドレス
男性 燕尾服もしくは黒のタキシード 黒いスーツ
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