ウィーンの秋は深まり、晩秋の美しい景気を毎日のように堪能しています。もうすぐ新種のワインが解禁になりますし、クリスマスに向けて、街中が徐々に華やかになる季節到来です。
しかし、残念な事に10月後半から、新型コロナ新感染者が増大し、11月6日にはついに1日の感染者が9000名を超えてしまいました(これからクリスマスマーケットが始まるというの(´;ω;`)ウッ…)
明日、11月8日よりコロナの新規制が実施されます。今日は現在のオーストリアにおけるコロナ情報と、新規制について皆様にご連絡いたします。
本日11月7日の新感染者は8532名ということですが、これは日曜日ですので、検査している人の数が昨日よりも少ないことが想定されます。集中治療室で治療を受けている人も日々増えています。
昨年の今頃のロックダウンの時期と状況がほぼ同じであることに、驚きを隠せません。その割には人々から緊張感はあまり感じられませんね、日本よりも感染者が抑えられてない理由に、ワクチン未接種者が多いためとも言われています。
この状況に伴い、11月8日よりオーストリアではコロナ規制2Gが適用されます(2Gとは、ワクチン接種済みもしくは回復証明のみ、陰性証明は適用されません)この規制により、ワクチン接種者を増やそうという魂胆でもあります。一昨日より、ワクチンを接種するためにワクチン接種会場は多くの人が訪れていますので、政府としては、効果がある対策と言えるでしょう。
明日からのコロナ規制に伴い、ワクチン接種するために、行列を作る人々。https://t.co/zxiUHe0fKO
— 現地ガイド発信!ウィーン最新情報 (@viennanavi) November 7, 2021
詳しい規制は以下になります。
・体に接触がある場合、美容室も含む
・レストラン、クリスマスマーケット、ホテルなど
・劇場、オペラ、映画館、但し博物館は含まない
・スポーツ及びレジャー施設場
・出産、ケアサポートなどを除き、老人、病院、ケアホームなど。密室訪問の際はFFP2マスク着用
・一回目ワクチン接種終了した場合、4週間はPCR検査があれば上記の場所は訪問可能
・ワクチン証明は9カ月間有効、それ以降は第3回目のワクチン接種が必要。2回目と3回目のワクチンは少なくても120日空ける事。
・12歳以下の子供は証明書が不要。13歳から15歳まではNINJA PASSが2Gと同等とする。
・ジョンソン&ジョンソンワクチン接種者は3月1日よりワクチン接種可能。ワクチンパスポートには2回接種必須
私はワクチン賛成者でも、反対者でもありませんが、最近周りでコロナに感染している人は、殆どワクチン接種済みの方々で、家庭内感染している人ばかりです。幸い皆さん軽症で、風邪を引いたような症状だったと言ってるので、ワクチン効果はあると思います。それでも、陰性証明が適用しないのは、逆に不安になるのですよね。
レストラン等は、しっかりコントロールしているかといいますと、場所によると思います(小声)先週も、レストランへ行った際に、証明等の提示を要求されず、こちらから見せたぐらいです。コンサート等、密集している所は、陰性証明も適用(もしくは併用)されたが安心していけるのですが。。。
個人的には、美術館等、頻繁に訪れますし、公共機関も利用するため、家でもPCR検査を定期的にしています。
個人が日々予防をしっかりする事は勿論ですが、目に見えないものと戦っているので、なれ合いにならず、今年の冬も気を引き締めて、乗り越えて行きましょう!
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