1847年創業のゲルストナーは地元の人にも人気な有名な老舗カフェハウスです。2014年12月よりオペラ座の道路を挟んで横、Kärntner Straße 51(ケルントナー通り51番地)に新しい店舗がオープンしてからショップ、カフェ、レストランが充実し、私も美味しいコーヒーとケーキを食べによく通っています。
ゲルストナーは1873年より帝室御用達カフェーとなり、それ以来屋号と称号を合わせた「Gerstner K.u.K Hofzuckerbäckerei」が正式名称となりました。K.u.Kが王宮御用達の名誉ある称号を意味します。皇帝フランツヨーゼフ エリザベート皇后がお気に入りだった事でも有名なカフェ ゲルストナーは現在も地元の方々にも人気のあるカフェです。
今回は観光の合間に立ち寄っていただきたいカフェの一つでもあるゲルストナーをご紹介させて頂きます。
もくじ
1階ショップにあるスミレの砂糖漬けは大人気!
1階にはお持ち帰り用のトルテ、チョコレート、コーヒー、スパークリングワインなどお土産にしても喜ばれる品物が豊富に揃っています。その中でもシシーことエリザベート皇后が大好きだったスミレの砂糖漬けをはお客様に一番人気です。
エリザベート皇后の肖像画が描かれたレトロ風の高級感ある丸い箱の中がスミレの砂糖漬けです。売り物の傍に味見用のスミレの砂糖漬けがガラスに入っています。上品な甘みが口の中に広がりとても美味しいのですが、紅茶に浮かべるとお花が開いたようになり美しい!とても贅沢な気分になります。
2階2のカフェ&バーからオペラ座のスクリーンが見える!
ショップには上に続く螺旋階段があり、登っていくとアンティークな家具と絵画が展示されています。窓の外をのぞくと国立オペラ座の真横に設置されているスクリーンが目に飛び込んできます。オペラ座で公演中の作品を中継していますので、コーヒーを飲みながら贅沢にオペラ、もしくはバレエ鑑賞が出来ます。
3階は宮殿を思わせる豪華絢爛なカフェ、レストランコーナー
2階のカフェレストランはかつて宮殿内だった様子が分かる豪華絢爛な空間となっています。こちらではしっかりとした美味しいウィーン料理を頂くことが出来ます。オペラ座の演目が終わってから食事をすることも可能なように夜、11時まで空いています。勿論、コーヒー、ケーキを注文するだけでも大丈夫です。
ガラスケースにはまるで宝石箱のような色とりどりのケーキがずらりと並んでいて、どれを食べようかきっと迷われると思います。私のお気に入りはお店の方に勧められた「クリムトトルテ」です。どのケーキも日本のよりはかなり甘めですが、ウィーンでは甘ければ甘いほど美味しいお菓子!甘さ控えめは逆に売れないんです。
どの階でケーキを召し上がっても値段は同じですので、金箔装飾を施した内装、豪華なシャンデリア、歴史を感じさせる暖房ストーブなどの店内はゆったりとくつろぎながらエリザベート皇后が大好きだったゲルストナーのケーキを味わうことをお勧めいたします。
GERSTNER K. u. K. Hofzuckerbäcker /カフェゲルストナー
営業時間am10:00~pm11:00
定休日なし
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