『男はつらいよ』第41作の舞台にもなったシュトゥルードルホフ階段

足を延ばしたいウィーンの名所

今週は涼しい(17度まで下がったのは驚き!でしたが)日が続き、もう夏が終わってしまうのではないかという不安にもなっていた所、やっと、また28度まで上がり、私もテンションが復活しました(笑)。世界中、デルタ変異株が猛威を振るっていますので、免疫力アップのためにも、もう少し夏の気候を満喫させてほしいですね。

本日は、夕方お散歩に出かけた美しいシュトゥルードルホフ階段を皆様にご紹介しましょう。この階段はウィーンに来た頃、この近所に住んでいた事もあり、個人的に思い出の場所でもあります。

ウィーンの9区にある、街の中心から少し離れた場所にあるこの階段は、1910年に完成したユーゲントシュティールの様式です。

階段の上には17世紀末から18世紀前半に絵画学校があり、創立者兼ディレクターのシュトゥルードル氏の名前が階段名の由来です。1907年、この場所にヴェーリンガー通りからリヒテンシュタイン宮殿(このそばにあるリヒテンシュタインの夏の宮殿)まで階段を作る事が計画されました。

シュトゥルードルホフ階段は、ハンガリー出身の建築家テオドール・ヨハン・イェーガーによって考案されたものです。高さは11メートルあり、石灰岩で作られた湾曲した58段の階段、もとは青色だった鉄骨が緑色に塗られた装飾部分や電灯柱は、現在にあるオットーワーグナーの建築物を彷彿させる色合いですね。

正面からですと分かりずらいですが、階段を上がると、踊り場にもう一つ噴水があります。

この階段は、映画『男はつらいよ』第41作の舞台にもなりました。観光ガイド役の竹下景子さんが、恋人ヘルマンの家を訪ねる場面に出てきます。こんなきれいなガイドさんがいたら、ウィーンでは噂で持ち切りでしょうね。映画の撮影時期と今は全く階段の様子が変わっていませんので、機会がございましたら、一度映画をご覧になってみてください。

この階段は1951年ハイミート・フォン・ドーデラーの小説「Die Strudlhofstiege」のタイトルにもなっているため、文学界では有名になりました。リヒテンシュタイン宮殿を訪問がてら、是非、訪れてみてくださいね。

住所: Strudlhofgasse 8, 1090 Wien
交通機関: トラム: 5, 37, 38, 40, 41, 42 – 駅 Spitalgasse

 

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