もくじ
2019年ウイーンのイースターマーケット 場所と日時
今年は春の訪れが例年より早く、街中に花が咲き始めました。いつもはまだ冬の終わりにイースターを祝うイメージでしたが、今年は暖かい陽気の中、コートを着ずにイースターマーケットに行くことが出来そうです。日本でも近頃は【イースター】(復活祭)の行事を祝う事が少しずつ浸透し、イースターのデコレーションがあちこちに飾られていますね。
ウィーンでは4月3日より様々な場所でイースターマーケットが開催され、カラフルなイースターエッグやイースターバニー、チョコレート、プレゼント用の工芸品、軽食の屋台が並んで街を明るく彩ります。プライベートだけでなくお客様とご一緒させて頂けることを今からとても楽しみにしています。
主なウィーンのイースターマーケットは以下の3場所になります。
主なイースターマーケット
Ostermarkt Schloss Schönbrunn
シェーンブルン宮殿前のイースター・マーケット
2019年4月6日〜4月23日、毎日10時〜18時
場所 シェーンブル宮殿前
Altwiener Ostermarkt
フライウングイースター・マーケット
2019年4月5日〜4月22日、毎日10時〜19時30分
場所 フライング広場
Ostermarkt am Hof
アムホーフ広場のイースター・マーケット
2019年4月5日〜4月22日、月曜〜木曜11時〜20時、金曜〜日曜・祝日10時〜20
場所 アムホーフ広場
では、いったいイースターとは何を祝うのでしょうか。卵やウサギがイースターとどんな関係があるのでしょうか、わかるとまた違った意味でイースターを楽しむことができます。今回はイースターについて少しお話をしたいと思います。
イースターとは
キリストが十字架にかけられて処刑された3日後に生き返ったことを祝福する復活祭のことです。キリストの祝祭はクリスマスが最大イベントのように感じますが、キリスト教にとってこの復活祭は最も重要な日でもあります
イースターは毎年日にちが変わり、【春分の日の後の最初満月の日の翌日曜日】で決められます
イースターは春の女神EOSTER に由来します。世界中に広がったキリスト教が、春の到来を祝う(春の女神EOSTER )土地の風習(太陽教)と結びついたとも言われています。余談ですが、春の女神は太陽と一緒であると考えるため、日が昇る方向の東を『イースト』と呼ぶようになったともいわれています。
2019年ウィーン(オーストリア)のイースター
聖木曜日 4月18日
この日にイエスは弟子たちと最後の晩餐をする
グットフライデー 4月19日
イエスが十字架にかけられて死亡する日
イースターサンデー 4月21日
イエスが復活をする日
イースターマンデー 4月22日
復活翌日の月曜日 多くの国は休日になっている。この日に隠した卵を探すなど、家族で祝う
イースターエッグはどんな意味?
卵は復活の象徴で、キリスト教では、卵は生命の始まりを意味しています。また、キリストが死から復活し、よみがえる様子にも例えられています。キリスト教では5世紀には卵がシンボルになったようです。
イースターにはカラフルな【イースターエッグ】を飾り、食べるようになりました。色にも意味があり、赤はキリストの血、白は誕生、健康を表します。
イースターバニーはどんな意味?
古くから多産と豊作のシンボルであるウサギは16世紀からヨーロッパに入りイースターエッグを運んでくると言われるようになりました。
当時はよい子か悪い子か判断していたようですが、今では籠に卵やチョコレート、お菓子を運んでくると言われるようになりました。
イースターマーケットで楽しむ
ウイーンではイースターの季節になると各家庭がイースターの飾りつけをし、イースターの日曜日には親族が集まって食事をしながら祝います。マーケットにはイースターエッグだけでなく可愛らしい雑貨もあり、私はイースターののお祝いの時のちょっとしたプレゼントして購入する事が多いです(クリスマス程豪華ではありませんが)
2019年ウィーンイースターマーケットの様子は開催しましたら、写真などでサイトにアップしていきたいと思います。軽食などの屋台もありますし、お土産になるような小物、地元の特産品(ハチミツ、チーズ、ワインなど)もありますので観光に組み入れてゆっくり回るのも楽しいですよ。
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