今週は日中暑い日が続いています。ウィーンには素敵なプールが沢山あり、短い夏を楽しむために、時間があると、家族とプールへ出かける事が多いです。本日はウィーンの市営プールの1つで、ウィーン市内を一望出来るプールクラプフェンバルトバド(Krapfenwaldbad)をご紹介しましょう。
ウィーン19区にあるこのプールは、コヴェンツゥル高台約400メートルの高さに位置しているため、ウィーンの美しい景色を見ながら泳げることでも有名なウィーン子に人気のプールです。
入り口には歴史を感じる帝国の首都ウィーンの紋章が飾られています。1465年から1925年まで、1934年から1945年までのウィーン市の紋章デザイン!です。初めてこの紋章を見た時、『プールにまで帝国時代利用された紋章が!』と、感動したものです。
中に入るとすぐ横には自宅PCR検査セットが置いてました。プールを利用するには、チケット売り場でワクチン証明書、回復証明書、陰性証明書をいずれかを提出しなくてはなりません。
(注 自宅PRC検査結果は24時間後ですので、その場で使用できるものではありません)
クラプフェンバルトの名前の由来は、森【WALD バルト】の中にある事が由来です。建物の中を通って、プールサイドに向かっていくと、まるで森の中へハイキングに来たような風景が目の前に広がります。
そのため温度が30度以上になっても、木陰が多くて涼しく、車で10分という便利な場所にあるため、夏にはこのプールも利用しています。私は泳ぐよりも、ここに座って本を読んだり、のんびりしている方が多いですね。
遠くにはブドウ畑とカーレンベルクの山が見えています。
木陰で芝生の広いところでは、よちよち歩きの赤ちゃんがハイハイしていたり、ベビーカーの中ですやすや寝ている横でお母さんもウトウトしている姿をあちこちで見かけます。
プールも充実していて、子供用、ファミリー用、競技用、日光浴が楽しめる4つのプールがあります。家族、友人それぞれが目的にあったプールを選んで水の中で楽しんでいます。
有名なクラプフェンバルトから見えるウィーンの街並みです。ドナウタワー、シュテファン大聖堂など高い建物、美しい街並みは絶景ですね。ヨーロッパの方は日焼けをする目的で、太陽に向かって日光浴をしている人も沢山います。
その他、ビーチバレーボールコート、サッカー場、バスケットボール、卓球台、子供の遊び場、幼児用滑り台、トランポリン(有料2.5€)、素敵なレストランや売店もあり、ちょっとしたバカンスを楽しんでいる気分になります。
料金が良心的で、ロケーションも素晴らしいプールですので、人気があるのは納得ですね。
プールの使用料 大人3ユーロ、シニア2ユーロ 子供1ユーロ
住所:Krapfenwaldgasse 65-73、1190ウィーン
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