秋期間限定 ワインの濁り酒『シュトゥルム』

オーストリアワイン

今週からウィーンは朝晩と肌寒くなり、すっかり秋らしい気候となりました。秋と言えば、街中至る所で期間限定の発泡酒『STURMシュトゥルム』が売り出されてます。

シュトゥルムとは、収穫したワインブドウを絞り、発酵させているワイン途中段階の飲み物。アルコール度は3パーセント~6パーセントで、ジュースの甘酸っぱさの風合いが濃く、口当たりの良さが特徴です。通常は9月中旬から10月終わりまで販売していますが、11月に近づくにつれ、ワインの味になっていますので(笑)10月中旬までがシュトゥルムを楽しめるかと思います。

ただ、口当たりがよく、ジューズ感覚で何杯も飲んでしまうと、お腹の中で発酵しけるため、ご注意くださいね。そうした意味を込めて日本語の意味で『嵐』(シュトゥルム)と名付けられています。

昨年はコロナの影響で外出を控えておりましたが、今年はワインに精通しているお二人と一緒にアウグスティナ―ケラーへ出かけ、シュトゥルムを堪能してきました。その様子につきまして動画をアップしましたので是非!ご覧になってくださいね。

下の写真はナッシュマルクト(市場)で売り出されているお持ち帰り用シュトゥルムです。発泡酒なので、ふたをすることが出来ず、穴を開けたアルミホイルの蓋を軽く上を閉じているのが分かるかと思います。ホイリゲやワインケラーで飲む方が、私は秋の季節を感じて好きですけど!

アルコールがダメな方は搾りたてのジュース『MOSTモスト』があります。こちらは搾ったばかりのブドウエキスですので、殆どアルコールを感じません。初めて飲んだ時に余りの甘さに驚きましたが、この甘さは天然の糖分の味です。

次回はホイリゲでシュトゥルムとモストを試しに行こうと思っています!

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