オーストリア政府は新型コロナウィルス感染の広がりを阻止するため、500人以上の屋外イベントと100人以上の屋内イベントは、4月の初めまで禁止するなどの対策を実施しました。
国立オペラ座も3月10日夜から3月31日までの公演がすべてキャンセルとなりました!
※4月1日から開演するかはまだ決定しておりません。ウィーンにいらっしゃる方は公式サイトで確認してください。
また、国立オペラ座の3月10日~3月31日までのチケットを購入された方はチケットの払い戻しができます。期限は6月30日までです。お問い合わせは直接国立オペラ座もしくは連邦チケットセンターに直接ご連絡してください。
国立オペラ座は毎日違った演目を公演しているため、延期することが出来ません。公演を中止することで損失額一日約130,000〜140,000ユーロとなります。
オペラ座を楽しみされていた方々は勿論の事、芸術家の方々、関係者の方々の心情を思うと、本当に残念です。
国立オペラ座だけでなく、フォルクスオーパー、楽友協会、100人以上入る劇場(フォルクス劇場、劇場ヨーゼフ劇場など)全て3月31日まで公演中止です。チケット返金など詳しくは各ホームページでご確認ください。
3月11日より3月末までオーストリア全ての国立博物館(美術史博物館、国立図書館など)閉鎖です!近いうちにそうなるだろうと予想しておりました。ガイドとしてオーストリアの文化、芸術を紹介する事が出来ないのは本当に悲しいです。ウィーン観光を安心して楽しめる日が一日も早く来るよう祈るばかりです。
写真引用 krone
コンサート、イベント会場だけでなく、ウィーンのシンボル『シュテファン寺院』も観光入場が出来ません。なお、信者のためのミサ、礼拝に関しましては100人いない限定で行っています。
ウィーンの日本大使館(3月9日付)からの情報を下記に添付しておきます。
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